ことばの使い方ミニレッスン

その1
日常のコミュニケーションで最低限
これさえ覚えておけばなんとかなる・・・かもしれない
言葉を3つだけあげるとすると

 

ありがとうございます。
 (感謝)
すみません。
 (謝罪)
お願いします。
 (依頼)

さらに付け加えるなら

お疲れ様です。
 (ねぎらい)

 

 

以上です。

ところがこの言葉をバランスよく
使える大人は外国人でなくても意外に少ないかもしれない。

 

謝る事でもないのに
すみませんが口癖のようになっていたり


人を見て自分より格下だと思うと
ありがとうが言えないような
人もいる。

 

 よろしくお願いしますと言われても
ところで何をよろしくなのかが分からないこともある。

 

 

その2
同じ内容でも品がよくなることばの使い方

「めんどくさいので~」は「めんどうなので~」にした方がよい。
さらには、
「時間がかかり過ぎて効率的ではないので」がなおよい。

 


その3
言葉足らずで失礼にならないこと

例えば
○○が簡単に出来る道具の紹介をする時
以前から
○○がAさんは苦手であることを知っていたとしても
そのAさんに対しては、

「これならAさんだって出来ますよ」は、

言われた本人は少し馬鹿にされたような気になる可能性がある。


「これなら○○が苦手なAさんだって出来ますよ」がよい。
ことばは省略しないで使うこと。

さらには、
「これなら○○があまり得意ではないAさんも出来ますよ」
がなおよい。

 


その4
気をつけたい女性に対する誉め言葉

「綺麗になりましたね」はダメ。
以前は綺麗じゃなかったということになり
機嫌を損ねる可能性が大きい。


なので、しっかりことばを加えてください。
「ますます~」
「さらに~」 
「一段と~」
「以前よりももっと~」

もし失敗して、
「以前は綺麗じゃなかったということね」と言われてしまったら
理屈で言えばそういうことになるなと考えたりせずに、
「そうじゃなくて以前よりももっと~」と間髪を入れずにフォローすること。

 

表現の基本は、何を伝えるかより
何が伝わったかが大事。

何事も修行です。